BOOK04 表紙

ポポとピノの
小さな約束

BOOK 04

ポポとピノ
ある朝。
ポポが目をさますと、
ピノは窓の外を
じっと見ていました。
空を見るピノ
「どうしたの?」
ポポが聞くと、
ピノは小さな声で
「遠くまで行ってみたい」
と言いました。
冒険へ出発するポポとピノ
「じゃあ、行こう!」
ポポはすぐに答えました。
行き先は決めません。
今日は、風に聞いてみます。
森の中
森へ入ると、
一本の大きな木が
道をふさいでいました。
ポポは右へ。
ピノは左へ。
意見が分かれました。
ふたりで考えるポポとピノ
どちらが正しいのか。
ふたりは少しだけ
言い合いになりました。
でも、木の上から
リスが笑いました。
リスと出会う
「右でも左でも、
ちゃんと先へ行けるよ」
リスは言いました。
正しい道は、
ひとつだけではないようです。
雨の中のポポとピノ
しばらく歩くと、
突然、雨が降ってきました。
ピノは羽をぬらし、
少し元気をなくしました。
洞窟で雨宿り
ポポは小さな洞窟を見つけました。
ふたりで肩を寄せて
雨がやむのを待ちます。
何もしない時間も、
冒険のひとつです。
雨上がりの虹
雨がやむと、
空には大きな虹が
かかっていました。
ピノは言いました。
「雨も悪くなかったね」
山の上から景色を見る
やがてふたりは
小さな山の頂上へ着きました。
遠くには海。
その向こうには、
まだ知らない場所が
たくさんありました。
夕方のポポとピノ
ポポは言いました。
「全部見に行けるかな?」
ピノは少し考えてから
「全部じゃなくてもいいよ」
と答えました。
家へ帰るポポとピノ
「また、一緒に行こう」
それが、ふたりの
小さな約束になりました。

世界は広い。
だから、明日も
知らない何かが待っています。
BOOK04 おしまい
おしまい。

WHY?
その答えを探す旅は、
まだ続きます。
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